川越市の地盤

川越市の地盤概要 久下戸352* 山田91* 砂新田31*

川越市の地形

川越市は、市役所が武蔵野台地の北端に位置しており、市役所を中心として、西武新宿線と東武東上線とに挟まれた市の南部はほぼ台地となっている。この武蔵野台地を取り囲むように、荒川入間川新河岸川などの河川によって形成された広大な氾濫低地が分布する地形配置となっている。また、入間川の北西にあたる境界付近には入間台地が分布し、小畔川などの小河川によって刻まれ、大小の谷が樹枝状に発達している。

地形・地質と住宅地盤

台地面

硬質層が比較的浅い深度から出現しており、硬質層の上部もローム層と呼ばれる安定した土で覆われているため、表土部分に注意すれば住宅地盤として良好な場合が多い。

地盤データ例
  1. A.砂新田31*

氾濫低地

荒川入間v流域に広く分布する標高の低い平坦面である。地下水位が高く、軟弱な粘土シルトが厚く分布しているため、長期的な沈下(圧密沈下)が問題になっている場所が多く、適切な基礎補強策が必要となる。

地盤データ例
  1. B.山田91*
  2. C.久下戸352*