オートマチックラムサウンディング試験

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「鋼管杭の支持層確認に最適」

オートマチックラムサウンディング試験(Automatic Ram Sounding)は、N値との相関性が高く、標準貫入試験やSWS試験の補完調査として高精度な調査が可能です。

オートマチックラムサウンディング試験の特徴

オートマチックラムサウンディング試験は動的コーン貫入試験の一つで、調査方法が比較的簡便でN値50程度の貫入能力があり、200mm毎のデータ(Nd値)を連続的に得ることができます。また、Nd値と標準貫入試験のN値には高い相関性が認められています。

  • SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)では困難だった「N値が30を超える地層」でも測定可能
  • 深度30mまで自動測定、その場でデータの確認が可能
  • 小型・自走式の調査機により、測定作業が短時間で実施可能
  • 小型化、省力化、自動化により、標準貫入試験に比べて低価格

試験方法

ロッドの先端に先端角90度、外径45mmのコーンを取付け、自動連続貫入装置にて質量63.5kgのハンマーを500mmの高さから連続的に落下・打撃貫入させ、貫入量200mm毎の打撃回数Ndmを記録します。また、周辺摩擦の影響を補正するため、打撃回数Ndmが5回を越す場合にはロッドを回転させて回転トルクを測定します。