土壌概況調査(フェーズ2)について

土壌概況調査(フェーズ2)について

表層部(浅い部分)の土壌汚染を対象とした調査で、土地の土壌汚染によるリスクを評価します。調査方法としては以下の2通りがあります。(項目についてはこちらを参照

  • 土壌ガス調査・・揮発性有機化合物を対象とする。(トリクロロエチレンなど)
  • 表層土壌調査・・重金属および農薬類を対象とする。(鉛、六価クロムなど)

一般的な土壌概況調査の流れ

試料採取位置の決定

有害物質の取り扱いがある場合
表層土壌および土壌ガスとも10m区画ごとの評価となり、それぞれ10m区画ごとに調査を実施することになります。
有害物質の取り扱いがない場合
それぞれ30m区画ごとの評価となり、調査は以下のとおりとなります。
  • 土壌ガス調査・・・30m区画で1点採取し、30m区画の評価とします。
  • 表層土壌調査・・・任意の10m区画を最大5点まで選択し採取します。これらを、30m区画ごとに等量混合したものを分析し、30m区画の評価とします。

試料採取(土壌ガス)

土壌ガス採取・・・揮発性有機化合物が対象

  • 削孔・・直径15~30mm程度、深さ0.8~1.0mの調査孔を作ります。
  • 土壌ガス採取・・深さ0.8~1.0m付近の地中の空気(土壌ガス)を採取します。

試料採取(表層土壌)

表層土壌採取・・・重金属および農薬類が対象

  • 被覆部除去・・コンクリートやアスファルトはコアカッターで開孔します。
  • 表層土壌採取・・地表面(被覆部下位)から深さ50cmの土壌(表層土壌)を採取します。

表層土壌および土壌ガス試料の分析

表層土壌試料(公定法による分析)分析項目・・重金属等および農薬類

分析対象項目(15項目)
カドミウム、六価クロム、シアン、総水銀、セレン、鉛、砒素、ふっ素、ほう素、アルキル水銀、シマジン、チウラム、チオベンカルブ、有機りん化合物、PCB
基準値を超えた場合は土壌詳細調査(重金属等、農薬類の場合)を実施します。

土壌ガス試料(公定法による分析)分析項目・・揮発性有機化合物

分析対象項目(11項目)
四塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、シス-1,2-ジクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペン、ジクロロメタン、テトラクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、ベンゼン
基準値を超えた場合は土壌詳細調査(揮発性有機化合物の場合)を実施します。