柏市の地盤

柏市の地盤概要 柏市柏13* 高田19 大塚町11 光ヶ丘2丁目

柏市の地形

柏市の地形は、下総台地が大半を占めており、北部には、利根川の影響による氾濫低地、中央には、大堀川により、台地を谷地が分断する形で広がっている。また、各河川からは、枝状に谷地が延びている。

地形・地質と住宅地盤

台地面

比較的海抜高度が高く起伏の少ない平坦面で、関東ローム層と呼ばれる火山灰土で覆われている。関東ローム層は、上部のローム土(赤土)と下部の凝灰質粘土に大別されるが、自然堆積したローム土は、安定しており比較的大きな強度が期待できるため、表土部分に注意すれば住宅地盤として良好な場合が多い。しかし、下部の凝灰質粘土は部分的に軟弱になっていることがあるので、ローム土が薄く、凝灰質粘土が浅く分布している場合には、基礎補強対策が必要となることがある。

地盤データ例
  1. A.光ヶ丘2丁目
  2. B.大塚町11

谷底低地

台地部が小さい河川などによって削られて形成された低地で、台地部の間に樹枝状に分布している。台地を形成していた土砂が再堆積した土や有機質土腐植土)などが分布しており、非常に軟弱な地盤となっている。したがって、長期的な沈下(圧密沈下)を防止するような基礎補強策が必要となることが多い。

地盤データ例
  1. C.高田19
  2. D.柏市柏13*