狭山市の地盤 A1.A2.「台地と低地の境」入間川17*付近 二つは同じ造成地内のデータ例です。 データを見ると、A1では良好な台地の典型的な傾向を示しているのに対して、A2では浅い深度から軟弱層の分布が認められ、異なる傾向となっています。 この造成地は全体として、ローム質の地盤と考えられ、A1はロームの安定層にあると判断されますが、A2は高台側から流失したローム土の二次的堆積やなんらかの掘削埋め戻しが行われたと予想されました。 したがって、A1は住宅地盤として良好、A2では一度乱されると強度を得にくいというロームの特性を考慮し、適切な基礎補強対策が必要と診断されました。 上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。 トップへ戻る