熊谷市の地盤

F.「氾濫低地」上之302*付近

氾濫低地の一例です。

上部に盛土が施されており、混入する瓦礫の摩擦抵抗によって数値が高くなっています。

盛土の下には、非常に軟弱な粘性土や緩いシルトが分布し、一部は深度5m近くまで達しています。

このデータの場合、軟弱層が容易に圧縮すると予想されるため、適切な地盤補強策が必要と診断されました。

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。