千葉市稲毛区の地盤

D.「後背湿地」小仲台町5丁目付近

草野水路の合流点付近に分布する後背湿地のデータ例です。

水路の流れが、海岸付近に形成された砂丘・砂堆によって狭められているため、上流部から運搬されてくる泥土が溜まりやすくなっています。

一般にこのような地形では、非常に軟弱な粘性土・緩い砂やシルト・腐植土などで構成されており、細心の配慮が必要な地盤と判断されます。

このデータの場合、非常に緩い砂やシルトが厚く堆積しているようであり、的確かつ効果的な地盤補強策が不可欠と診断されました。 

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。