地歴調査

GEOERIS mini(簡易地歴調査)

GEOERIS mini(ジオエリス ミニ)は、 調査地の3時期分(昭和47年前後、昭和62年前後、平成10年前後)の古地図(古い住宅地図)と、工場等に関係する役所への届出状況から、土壌汚染の可能性を評価する簡易的な地歴調査です。

購入を考えている土地が「大体どのような使われ方をしていたのか」を、まず手始めに調べるのに適しています。

簡易地歴調査の提供条件

  • 東京都23区内のみ。
  • 3期分の地図上に工場として記載されていない場合は、その時期以外に一時的に工場があった場合でも「工場なし」となってしまいます。
  • 下記の「地歴調査(標準タイプ)」で行う、登記簿調査、詳細な資料調査、ヒアリングは行いません。

地歴調査(標準タイプ)

簡易地暦調査よりも詳細な地暦調査です。

古地図を詳細に調査し、対象地が過去にどのような土地利用履歴であったのか、また、登記簿から、どのように所有者が変化したのか、を調べます。 古地図や登記簿から工場が確認された場合には、文献からその工場に関する詳細を調べ、総合的に土壌汚染の可能性を評価します。

ご要望により、関係者へのヒアリングや建物内の調査を行うこともできます。

東京都環境確保条例に伴った地歴調査への対応もいたします。

地歴調査(標準タイプ)の補足説明

  • 地歴調査は過去の土地の利用状況から「土壌汚染の可能性」を評価する調査であり、実際の「土壌汚染の有無」は判りません。
  • これらの調査は、古地図から読み取れる工場の業種により有害物質の取扱を推測するもので、それ以外原因で引き起こされる土壌汚染(近隣からのもらい汚染、盛土汚染、不法投棄、自然由来の汚染)の可能性評価は含まれません。