品質・コンプライアンス
ジオテックの品質
住宅地盤の診断は、「狭小な敷地で実施する」あるいは「費用をかけられない」といった限られた条件の中で行なわなければなりません。
現地での調査は比較的単純な作業のため誰でも簡単に数値データを得ることができますが、その数値は絶対的なものではありません。ジオテックはその数値に潜む不同沈下リスクの可能性を探りながらも過剰な対策の提案にならないよう、創業以来いろいろな情報を収集し研究を続けてまいりました。
その活動の一部が下記のような成果となって表れてきております。地盤業者を「品質」で選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
1.地質調査業登録 建設大臣 (質18)第1621号
住宅地盤調査を行なうに当たって建設大臣認定の地質調査業の登録は必要ありませんが、当社は公共工事も受注できる体制を持ちながら住宅地盤の業務を専業として行なっています。登録や更新には技術士資格の「技術管理者」および地質調査技士資格の「現場管理者」が必要です。
2.地盤の技術者集団
- 国家資格
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技術士 1名
地質調査技士 6名 - 民間資格
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住宅地盤調査主任技士 5名
住宅地盤調査技士 8名
3.品質ISO9001認証取得 (2009年9月 2008年版へ移行)
2000年9月、国際的な品質管理システムの規格であるISO9001(住宅地盤事業本部)の認証を取得しました。一番効果的と思われるのは、地盤調査および地盤補強工事設計・施工のアニュアルが充実したことです。これにより、社員・業者への教育が徹底できるようになり、マニュアルの改訂に伴ってさらに技術品質の向上が図れるようになりました。
4.特許取得
- 地盤の設計地耐力算定システムおよび地盤の設計地耐力算定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 第3136315号
- 土留擁壁 第3107716号 (底版の入らない自立式擁壁。商品名:ジオバットレス)
- 掘削装置のスイベル回転防止装置 第3028386号 (地盤改良機用スイベル)
- コア採取装置 第3010472号 (ビニールチューブを用いた土壌採取チューブ)
5.住宅地盤情報提供システム GEODAS(ジオダス)
地盤診断の精度を高めるため住宅地盤データベースを構築しました。このシステムでは、住所を入力するだけで地形のわかる地図(土地条件図)が表示され、過去に行なわれた近隣の地盤データが検索できます。現在首都圏約50000件のデータが登録され、インターネット経由で公開されています。
6.自主的な現場品質管理
設計が正しくても、現場で設計通りの工事が行なわれなければ何にもなりません。特にセメントミルクを地中に注入攪拌するソイルセメントコラム工法では「本当に混合され固まっているのか」が問題になります。
当社では月に1回以上、技術スタッフや営業担当者、地盤診断担当者も交えて、現場品質管理パトロールを実施しています。
[現場品質管理テーマの例]
- 共回り防止翼を使用した改良体と標準攪拌翼を使用した改良体の攪拌状況および強度比較
- 施工当日強度確認方法の検討開発
- スクリューポイントの摩耗による、スウェーデン式サウンディング試験データの違い比較
- 機械式スウェーデン式サウンディング試験器と手動式とのデータの比較
7.不同沈下事故の経験
“住宅の不同沈下事故ゼロ”を目指す当社も、過去19年間で約25,000件の地盤補強工事のうち8件の不同沈下事故を起こし、合計数千万円の損害賠償責任を負いました。
この経験は、どういう条件の下に事故は発生するのかという再発防止のための教訓を知らせてくれました。また同時に、自らの瑕疵による事故が経営に与える影響とはどういうものかを強烈に思い知らさせてくれました。
「住宅地盤の評価に絶対的なものが無い以上不同沈下事故は発生する。」とは言われるものの、当社は二度と繰り返したくないこの経験を戒めに、技術品質重視の経営姿勢を守っています。
8.全国で対応可能
当社の技術品質を全国で展開するため、ジオテック住宅地盤FCネットワークを築いています。2009年9月現在全国25都府県で21社が、「住宅地盤に安心と安全を」を理念として業務を実施しております。