土壌詳細調査(揮発性有機化合物の場合)

土壌ガス調査で揮発性有機化合物が指定基準値を超えた場合の調査について

土壌概況調査(土壌ガス調査)で土壌汚染のリスクがあると評価された場合の調査です。

以下の3つの調査を実施し、土壌汚染の有無、地下水汚染の有無を確認します。

  1. 土壌ガスの絞込み調査
  2. ボーリング調査
  3. 地下水調査

詳細調査の流れ

例えば、G-1、G-2の2点で実施した土壌ガス調査において、G-1で有害物質が検出された場合を考える。

土壌ガスの絞込み調査

目的
土壌ガスの相対的に高い箇所を把握する
地点
数地点
方法
土壌ガス調査
分析
検出された揮発性有機化合物
  • G-1付近で土壌ガス濃度が相対的に高い地点を把握しました。ボーリング地点はこの最も濃度が高い地点とします。

ボーリング調査

目的
土壌汚染の有無とその深度方向の分布範囲を確認
地点
土壌ガスの絞込み調査で確認された「相対的に濃度の高い地点」
方法
10mのボーリング
分析
検出された物質とその分解生成物
  • No.1、No.3の単位区画で5mのボーリングを行う。
  • その結果、No.3で基準値を超過した。
  • この場合、個別分析で基準値を超過したNo.1およびNo.3の単位区画が土壌汚染の範囲となります。

地下水調査

目的
調査地や近隣での地下水の摂取がある場合など、地下水汚染の有無を確認する。
地下水調査結果例
分析項目 分析値 地下水環境基準
トリクロロエチレン 不検出 0.03mg/L
シス-1,2-ジクロロエチレン 不検出 0.04mg/L
1,1-ジクロロエチレン 不検出 0.02mg/L

以上より地下水分析結果、地下水汚染は認められないと評価します。