住宅地盤基礎知識 土と家の安全を考えるジオテック(株)
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●地形と軟弱地盤確率
 建築予定地が、どんな地形なのかがわかると、おおよその地盤構造を推測することができます。概して、「低地には軟弱地盤が多い」と言え、地形ごとに地盤の特徴があり、過去の地盤調査の結果から軟弱地盤の比率を求めることができます。
tikei_zentai.gif (13124 バイト)
    
 軟弱地盤確率とは、ある特定地域の地盤診断結果(注)を13の地形分類ごとに集計して、良好地盤と軟弱地盤の比率を算出したものです。
(注)地盤診断結果
 戸建住宅の地盤調査方法として広く行われているスウェーデン式サウンディング試験の考察結果。 ジオテック(株)は、首都圏約28,000件の調査データを有しています。
 例えば地域を東京全体として集計した場合は、以下の表のようになります。地形ごとに比率を見ていくと、自然地形と地盤の性状との関連性がよくわかることと思います。
 これを市区町村別に集計した場合、さらに地域的特徴が現れてきます。GEODAS会員サービスでは、画面上で地形を判断入力することで、対象とする地点の市区町村別軟弱地盤確率を表示します。

●東京都の軟弱地盤確率

地形分類

調査数 診断結果(%)

地盤の特徴
(東京都に限らず一般的なもの)

良好地盤 軟弱地盤
1台地 3807 76.2 23.8 低地に対する高台で、地盤は比較的良好なことが多い。
2丘陵地 279 68.5 31.5
3台地・丘陵地と谷地の境(斜面) 1589 49.0 51.0 人工的な地盤改変が激しく、地盤の良否は盛土の精度によることが多い。
4台地の低位面 209 73.7 26.3 河川によって運ばれた泥土が堆積する低地で、地盤は軟弱であることが多い。特に後背湿地は著しく軟弱である。
5谷地 1539 19.2 80.8
6氾濫低地 932 28.9 71.1
7後背湿地 0 *** ***
8自然堤防 400 20.8 79.3 砂分の多い土が分布するためにあまり地盤強度が見込めない低地。締った砂・礫層の分布状況によって地盤の良否が決まる。
9旧河道 17 35.3 64.7
10海岸低地 455 9.9 90.1
11砂堆・砂丘 30 36.7 63.3
12扇状地 10 40.0 60.0 浅い深度に礫層があり地盤は良好であることが多い。
13広域埋立地 10 40.0 60.0 沼、湖、遠浅の海を埋立てた地域。地盤の良否は盛土の精度によることが多い。

  


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最終更新日: 1999/06/08