草加市の地盤

D.「自然堤防」長栄町45*付近

自然堤防の軟弱例です。

深度3m付近から砂の安定層(地山)と考えられます。しかし、その上部には厚い軟弱層が分布しており、自然堤防のような微高地上に、氾濫などによって新たな軟弱土が堆積したと推定されます。

このデータの場合、軟弱層の圧縮(圧密)を要因として、沈下へ発展する可能性が高いため、適切な地盤補強策が必要と診断されました。

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。