草加市の地盤

C.「氾濫低地」青柳8丁目付近

典型的な氾濫低地のデータ例です。

深度3m付近で比較的高い数値が認められますが、これは局部的な砂分の混在による抵抗の増加と考えられ、測定深度内はほぼ軟弱ライン上の数値が連続しています。

このデータの場合、緩いシルトや軟弱な粘性土の厚い堆積が予想され、長期的な圧密沈下への対策が望まれる地盤と判断されます。したがって、適切な地盤補強策が必要と診断されました。

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。