戸田市の地盤

戸田市の地盤概要 上戸田2丁目 笹目8丁目 氷川町1丁目

戸田市の地形

戸田市は、市のほぼ中央部に帯状の微高地(自然堤防)が、その南北に荒川笹目川などに由来する氾濫低地が広がる地形構成となっている。

地形・地質と住宅地盤

氾濫低地

荒川笹目川流域に広く分布する標高の低い平坦面である。地下水位が高く、軟弱な粘土シルトが厚く分布しているため、長期的な沈下(圧密沈下)が問題になっている場所が多く、適切な基礎補強策が必要となる。

地盤データ例
  1. A.氷川町1丁目
  2. B.笹目8丁目

自然堤防

周囲の氾濫低地と比べ海抜高度がわずかに高く、本来は河川に沿って帯状に分布している。河川によって運搬された砂礫が、浅い深度から分布しているため、住宅地盤としては、良好な場合もあるが、河川の氾濫と蛇行によって、自然堤防の上に軟弱な粘性土緩い砂が被覆されている場合には、基礎補強対策が必要となることも多い。

地盤データ例
  1. C.上戸田2丁目