熊谷市の地盤

E.「自然堤防」小曽根37*付近

自然堤防の一例です。

上部には盛土が施されており、含まれる瓦礫分の摩擦抵抗により、一部の数値が突出しています。

深度3m前後に極めて軟弱な粘性土が分布し、周辺が氾濫低地であることを考慮すると、上部2m程度まで人為的な盛土と予測されます。

このデータの場合、厚い軟弱層に対する不均一な盛土によって、不同沈下を生じ易くなっており、適切な地盤補強策が不可欠な地盤と診断されました。

上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。