佐倉市の地盤 F.「氾濫低地」六崎29*付近 高崎川の氾濫低地のデータ例です。 表層1m程度には盛土が施されていると考えられ、混入する瓦礫などの摩擦抵抗で数値が突出しています。 深度4、5m付近に見られる高い数値は、多量の砂分が部分的に堆積したものと予測されます。(氾濫による土砂に被覆された自然堤防と考えられます) この砂層を挟んで、非常に緩い砂とシルトが厚く堆積しており、盛土部分も以前は同様の軟弱傾向にあったと推察されます。 このデータの場合、軟弱層の大きな圧縮が予想されるため、適切な地盤補強策が不可欠と診断されました。 上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。 トップへ戻る