佐倉市の地盤
D.「台地と低地の境」中志津３丁目付近
斜面地のデータ例です。
周辺は大規模な造成地であり、本来の地形はかなり改変されているようです。
部分的に数値の突出が見られるものの、ほぼ軟弱な粘性土が深度５ｍ付近まで堆積していると予測されます。また、下部硬質層に若干の深度差があることから、もとは谷地に近接した地形であったと推察されます。
このデータの場合、上部からほぼ軟弱と判断され、全体にかなりバラついた内容となっているため、沈下を防止し、地盤のバランスを矯正するためには、適切な地盤補強策が必要と診断されました。
上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。