世田谷区の地盤
E.「氾濫低地」玉川4丁目付近

多摩川氾濫低地のデータ例です。
多摩川の過去幾度かの氾濫によって形成された広範な低地部に位置しています。
このデータの場合、上部から"超軟弱"な粘性土が厚く堆積していると考えられ、この部分が容易に圧縮すると懸念されます。
したがって、過大な不同沈下が予測されるため、地盤改良による地耐力確保が不可欠と診断されました。
上記地盤データは、地形・地質と住宅地盤との関連を説明するための参考のものです。同じ町内だからといって、同じような地盤状況とは限りません。具体的な建築計画の際には、実際の現地調査をおすすめします。