簡易診断書のサンプルです。地図を表示し、地形の解説を記載しています。

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GEODAS 住宅地盤簡易診断書

お施主様: 鈴木 ○○ 様
対象地: 大田区久が原2丁目 ○−15
▲道路図の一辺の距離は約1.25kmです。

▲地形分類図の一辺の距離は約1.25kmです。
▼位置マークの凡例
対象地
地盤調査を行なった結果「良好地盤」と診断された場所
地盤調査を行なった結果「軟弱地盤」と診断された場所
地盤が軟弱なため「地盤補強工事」をした場所
「腐植土」が確認された場所
ボーリング調査のデータがある場所
▼地形分類図の主な凡例
主な凡例 地形 地盤の特徴

台地
丘陵地
低地に対する高台で、地盤は比較的良好なことが多い
造成地 台地・丘陵地と低地の境に位置する。
人工的な地盤改変が激しく、地盤の良否は盛土の精度によることが多い。
斜面
盛土 盛土地は、主として、低地に土を盛って造成した土地。自然地形としては「谷地」「後背湿地」「氾濫低地」「海岸低地」などに分類される。低地は河川によって運ばれた泥土が堆積していて、地盤は軟弱であることが多い。
谷地
氾濫低地
自然堤防 砂分の多い土が分布するために、あまり地盤強度が見込めない低地。締った砂・礫層の分布状況によって地盤の良否が決まる。
砂堆・砂丘
▼ご注意
この診断書は、「住宅地盤情報提供システムGEODAS」の地形分類図と周辺データに基づくもので、あくまで建設予定地の地盤の推測に過ぎません。建設計画初期段階の参考資料としてお役立てください。また一般的な戸建住宅を対象としていますので、マンションなど3階建て以上の場合には参考にならないことがありますでご注意ください。
▼地図について
「この地図の作成に当たっては、建設省国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図2500(空間データ基盤)を使用したものである。(承認番号 平10総使,第56号)」
「このシステムでは、地形分類図,道路地図として建設省国土地理院発行の1/25000土地条件図,数値地図2500(空間データ基盤)を使用して作成しております。」
MSHINMATSU

コメント 作成者:ジオテック株式会社
対象地の地形は、土地条件図より「谷地」と判断しました。
台地や丘陵地のくぼみに降水が集中して形成された細い溝が、次第に河川の侵食によって河谷と
なり、さらに開析が進むと谷底低地となる。上流側から供給された微細な泥土が堆積して軟弱層
が分布しているため、かつては水田として利用されることが一般的であったが、近年は盛土造成
による宅地化が著しい。