地盤補強工事
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●地盤補強工法
直接基礎で対応できない場合は、地盤補強工事を行って建物を安全に支えなければなりません。工法の選択では、
安全性かつ経済性を考慮
する必要があります。
地盤補強工事を大別すると、軟弱な地盤そのものを固めてしまう
地盤改良
と、既製の
杭を打設
する工法とに分けることができます。
地盤改良は硬質地盤でなくとも建物を安全に支持することが可能なので、戸建住宅の基礎補強では広く採用されています。
土が固まらないような地盤の場合で支持層が確認できる場合は、既製の杭を支持層まで打設して建物を支持させる工法を採用できます。
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表層改良工法
セメント系固化材を軟弱地盤に散布して、原地盤の土と混合・攪拌・転圧を行い版状の固結体をつくる工法。
軟弱層がGL-2.0m以浅に分布している場合に適用。
ただし、改良深度内に水位があって混合攪拌が困難な場合、改良範囲が隣地または道路際まであり、境界ブロックや隣家、道路等に影響が懸念される場合は適用しない。
改良深度を決める際の良好地盤とは、原則として粘性土で
粘性土でN値>3
、
砂質土でN値>4
が連続する地層をいう。
工期は通常1日から2日。
原地盤を改良するため発生土は少なくてすむ。
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ジオコラム工法
(一般的には柱状改良工法またはソイルセメントコラム工法)
軟弱地盤の土にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地中に柱状の改良杭をつくる工法。
軟弱層がGL-2.0mを超えてGL-8.0m程度まで分布している場合に適用。
ただし、軟弱層のほとんどが腐植土である場合、産業廃棄物・生活廃棄物が堆積している場合、伏流水がある場合、元沼沢地で盛土造成後すぐに建物を建てる場合等は適用しない。
改良深度を決める際の良好地盤とは、原則として
粘性土でN値>3
、
砂質土でN値>4
が連続する地層をいう。
工期は通常1日から2日。
低騒音・低振動施工で近隣に迷惑をかけない。
セメント系固化材は、無機質系無公害。
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小口径鋼管杭工法
柱状改良工法で対応できない場合、杭先端のみで建物の荷重を支持したりする場合に、一般構造用炭素鋼鋼管STK-400を用いて小規模住宅を支える支持杭工法。
軟弱層がGL-8.0m以深まで連続している場合に適用。
鋼管杭工法の場合は、建物と周囲の地盤との兼ね合いがあり、極端に地盤沈下が発生する場所で採用すると、建物の抜け上がり現象が発生することがある。(超軟弱地盤や腐植土が厚く堆積している地盤に盛土をしたときなど)
鋼管杭の長さを決める際の先端支持地盤とは、 N値≧15。支持地盤の層厚は原則2.0m以上連続するものとする。
工期は通常1日から2日。
施工機械を選択することにより、狭小な現場にも対応可能。
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最終更新日: 1999/06/21