限られた情報から推測される一般的な見解であることをご承知ください。
具体的な建築計画などの際には、実際に地盤調査を実施し、現地の観察と併せて考察するのが妥当です。

• 対象地は「台地の上位面」に位置しています

• 一般に、「台地」は地形的に高台に当たるため水はけが良く地盤は乾いて締っています。
• 付近一帯の台地には「関東ローム層」（※）が堆積しており、戸建住宅程度の建築物を支持する地盤としては比較的良好な地盤と推定されます。

※関東ローム層

元は富士・箱根山から噴出した火山灰が自然に降り積もった土で、地表面下５０センチ程度の深さから数メートルの厚さで堆積しています。色は赤褐色で、戸建住宅の支持地盤として良好な性質を持っています

• 建物が鉄筋コンクリート造などの重量構造物であれば、たとえ関東ローム層であってもそのまま支持させることについては注意を要します。